【三重県四日市市】製造業からバーの世界へ。一枚板のカウンターが繋ぐ「BAR HARRYS」の温かな時間
1. 異業種からの挑戦。若きオーナーが紡ぐ新たな物語
三重県四日市市の賑やかな商店街。その一角にあるビルの1階に、地元の人々に愛される「BAR HARRYS(ハリーズ)」があります。店主の中村さんは、かつて6年間工場勤務をしていたという異色の経歴の持ち主。「自分で何かを成し遂げたい」という強い想いから、未経験で飲食の世界に飛び込みました。当初は接客に不慣れで苦労したといいますが、今では「お客様の美味しいという表情を直で見られるのが一番のやりがい」と語ります。前オーナーから店を引き継ぎ、伝統を守りながらも、中村さんらしい温かさが溢れる場所となっています。
2. 15年の歴史を刻む、圧巻の一枚板カウンター
お店の扉を開けると目に飛び込んでくるのは、15年以上の歴史を持つ立派な一枚板のカウンターです。この長い木の質感が、バー特有の緊張感を程よく和らげ、訪れる人を優しく迎え入れてくれます。バックバー(棚)は、お酒を詰め込みすぎず、背後の木格子が見えるようにあえて隙間を作って配置。空間そのものの美しさを大切にするこだわりが、居心地の良さを生み出しています。カウンターに座り、お酒を眺めながら流れる時間は、まさに日常を忘れさせてくれる至福のひとときです。
3. 職人技が光る「氷」と、心に寄り添うカクテル
BAR HARRYSでは、一杯のお酒への妥協もありません。特にこだわっているのが「氷」。グラスの大きさに合わせて一つひとつ丁寧に手作業で丸氷などを切り出します。製氷機の氷に比べ、手切りの氷は溶けにくく、お酒本来の味を薄めることなく最後まで楽しめます。人気メニューは、爽やかな「ダージリンクーラー」や、季節の果物を使った「フレッシュフルーツカクテル」。取材時は旬のマスカットを使った一杯が提供されており、そのフレッシュな味わいは多くの女性客をも虜にしています。
4. 本格ピザも楽しめる、懐の深い「大人の遊び場」
バーでありながら、フードメニューにも力が入っています。特に注文を受けてから生地を伸ばして焼き上げる「本格ピザ」は、常連客の間で隠れた人気メニュー。お酒のお供としてはもちろん、小腹を満たしたい時にもぴったりです。また、ウイスキー好きの店主が特におすすめするのは「グレンドロナック21年」。スペイサイド特有の癖と甘みのバランスが絶妙で、じっくりと夜を深めるのにふさわしい一杯です。堅苦しいバーのイメージを払拭し、初心者でも入りやすい雰囲気作りをスタッフ全員が心がけています。
5. 四日市の夜を照らす、スタッフの情熱
現在、お店には中村さんの志に共感した若きスタッフたちが集っています。あるスタッフは「お客様に自分の得た知識を還元できるのが楽しい」と語り、独学でカクテルの本を読み込み、作れたものに付箋を貼って日々研鑽を積んでいます。そんな直向きな姿勢が、BAR HARRYSが愛され続ける理由かもしれません。「時間が経つのを忘れるような空間にしたい」というオーナーの願い通り、ここには四日市の夜を温かく照らす、素敵な出会いと物語が詰まっています。
📍 店舗情報
| 店名 | BAR HARRYS(ハリーズ) |
|---|---|
| 住所 | 三重県四日市市諏訪栄町12-9 アーバンビル 1F |
| 電話番号 | 059-356-8177 |
| 営業時間 | 19:00〜翌3:00(L.O. 2:00) ※日曜は翌1:00までなど変動あり |
| 定休日 | 不定休(月曜が休みの場合が多いです) |
🗺️ アクセス
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